埋立地の表題登記
埋立地の表題登記はとっても特殊な登記です。そりゃそうですよね、以前は公有水面だった(つまり不動産登記法でいう土地ではなかった)ものを、埋め立てたから登記します。ってことですから。 そこには、公図も無い。誰が所有者なのか? 一番大きな問題は字が無い。つまり一般で言う「住所」が無い土
内務省名義の土地
皆さん、内務省ってご存知ですか? 1873年(明治6年)11月10日に設置され、1947年(昭和22年)12月31日に廃止された日本の中央官庁です。 地方行財政・警察・土木・衛生・国家神道などの国内行政を担ってました。 古い道路法では「買収した土地は、内務省名義で登記するこ...
法定外公共物譲与
法定外ってなんのこと? 普通はなんのことか さっぱりわかりませんよね。 法定外公共用物とは、公共用財産の内、「道路法」・「河川法」・「港湾法」その他法律で定義されている財産以外の財産のことです。 と言ってもしっくりきませんよね。...
塩田あとの公図
赤穂の塩田跡地の明治時代の公図です。 瀬戸内海は塩田が盛んだったので、海沿いの公図はこういうパターンが多いです。 2重線で地番が書かれていないものが「ミオ」と呼ばれる国有地と解されます。基本的に財務省管轄です。その中に赤い線が入っているのが俗に言う「里道」です。これは、...
続・内務省名義の土地
大正4年に交換によって内務省名義となった土地の全部事項(登記簿)です。 昔の公図(字限図)を調査すると、どの部分を交換したのか大体わかります。 明治時代のものも結構あります。 #登記 #内務省